September 22.2012
水引鶴、一人量産の巻

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ここ数年の恒例行事。

秋分の日は水引鶴の一人量産をせっせと行っています。

そう、年末のお正月飾り用です!

水引一本一本に集中して、大量にパーツを作っていくのです~~

 

そもそも、「今年もお世話になりました」のお歳暮代わりとして贈っていたのが

年賀状と似たようなもので、年々お世話になる方々が多くなり年末の一大

イベントとなりつつあります。

私は何の力も持ち合わせてはいませんが、この飾りを飾って下さった方が

幸せで良い年を迎えられますように・・・と念(!?)いえいえ、想いを込めて

大事に大事に作っております。

 

毎年、一人量産をして想うことは、商品を量産してくださる職人さんたちのことです。

普段は、デザインしたものを細かく指示書に書き込んで、もっとここは小さく!とか

もう少しふんわり仕上げて欲しい、など申し訳ないと思いつつも数値で表現できない

抽象的なお願いも含め、、チェックしては手直ししていただく作業をしています。

 

一人量産をすると、普段とは逆の立場になるので、こういう作りにすると効率的だな、

一個作るのにものすご~く手間がかかるよね・・・と、量産していただくことの

ありがたさをひしひしと感じるのです。

 

来年は今年よりも水引鶴の数が増えてたらいいな・・・

けど一人量産の限界もあるかも・・・

なんて。

そんなことを噛み締めながら、まだまだ一人量産は続くのです! 

 

 

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PROFILE
長浦ちえ

水引と紙、伝統と現代、ヒトとヒト。
そんなモノやコトを結びつける視点でモノ作りをしている
TIERの制作のことや日々のこと。