October 14.2015
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水引バッハ。
『マタイ受難曲』コンサートにて最終作となりました。

今回、「水引でバッハを作ってほしい」というお題をいただき
3部作ともディレクションまでさせていただきました。

最終作となる『マタイ受難曲』は、
やはりバッハが遺した最高傑作と云われるもの。
ドラマチックに、そして受難の先に光があるという雰囲気に、
且つ舞台演劇のように仕上げたいとイメージしたものです。

毎回毎回、私のイメージを具現化して下さった
フォトグラファーの高倉勝士さん、
本当にありがとうございました。
壁紙屋さんのスタッフの方にも色々とご相談にのっていただき
感謝です。

そして、このような機会を下さった皆さまにお礼申し上げます。

こちらのコンサートは2016年春に開催です。
指揮によるもの。
どうぞお聴き逃しなく!

*****
バッハ・コレギウム・ジャパン
『マタイ受難曲 J.S.Bach BWV244』
指揮 鈴木雅明(バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督)

日時:2016年3月27日(日)
    開場 15:30 / 開演 16:00

場所:アクロス福岡シンフォニーホール

入場料:S席/9000円 A席/7000円 B席/5000円 C席/2000円

チケット取扱い:福岡女学院
         アクロス福岡チケットセンター(℡092-725-9112)
         チケットぴあ Pコード:277-954
         ローソンチケット Lコード:83637

問合せ:学校法人福岡女学院 総務課(℡092-581-1492)

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July 31.2015
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人を想う。
人への想いを綴った一青窈さんのカバーアルバム『ヒトトウタ』。

CDジャケットの水引制作でお手伝いをさせていただきました。

ジャケットデザインに水引を用いるアイディアは、
一青窈さんご本人によるもの。
アートディレクションは 古平正義さん、
撮影は 薄井一議さん。
制作コメントもご覧ください。

相手のことを想い祈り願い結んできた水引。
このような形で携わらせていただけたことに心から感謝の気持ちで
いっぱいです。

お世話になった皆さま、ありがとうございました。


家族、友人、偶然の出会いも全部大事なもの。
すべての人との出会いで今の自分がいる。

「あなたと、あなたの好きな人が、百年続きますように」
(ハナミズキより)


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撮影風景。
ライブ感ある現場、とても刺激的でした!


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July 24.2015
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もうすぐ梅雨明けの福岡です。
しかし、気分はとっくに夏。
夏到来とともに年末モードに切り替えです。
「夏が来たら、年末来るな」これが水引の仕事を始めてから
十数年変わらない感覚です。

ここ最近、年末に向けての打ち合わせ等々も増えてきて
書籍についても訊ねられることが多いのですが、何故出版に至った経緯や
類書が全くなかった当時の状況など、秘話(!?)もイロイロと。

そして先日、『手軽につくれる水引BOOK2』の表紙についても、
「スタイリストさんがタグを書かれたのですか?」と訊ねられました。

そう、書籍に関しては編集者さんの心意気で、
「長浦さんの世界観を壊したくないので、スタイリストさんを入れずに
作りましょう。お任せします!」
と仰って下さったのです。これが本当に有難いことでした。
実際は、フォトグラファー、エディトリアルデザイナーさんの美意識の
高さに助けられ、イメージするものを模索しながら撮影は進みました。

ただ、撮影日の直前までずっと悩んでいたのが、表紙のビジュアルでした。
「あ!!!見本帳みたいにしよう!!」と思いついたのが撮影日の2日前。
自分でタグに文字を書いても納得いかず・・・・。
知人に電話して、フランス語教師の生粋のパリジャン、ジャンさんに
無理言って書いて頂いたのが、この表紙のタグなのです。

「走り書きのメモみたいに、やっと読めるくらいのクセのある文字で」

わがままなお願いにも笑顔で書いて下さった、ジャン先生のおかげで
素敵な表紙になったこと、本当にありがとうございました!!


秋から少しずつワークショップも始まります。
詳細決まりましたらお知らせさせてくださいね。


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June 28.2015
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あれよあれよと、6月もあと数日。
怒涛の6月、色々とありましたがアップが追いつかず・・・
どんどん鮮度が落ちていきます。
ゆるやかにアップしますので、どうぞお付き合いのほどよろしく
お願いいたします。

以前、お知らせしました水引バッハ』。
実は3部作になっておりまして、いよいよ第2部お披露目間近となっています。
(近々お知らせいたします!)

その水引バッハですが、「水引でデッサンする」という感覚でした。
そう、大学受験で描きに描きまくった石膏デッサンがようやくここに来て
役立ちました。ひたすら描いたのに、マルスやパジャント系の、
「太ってるの?張りがあるだけ?マイルドな筋肉質なの?」というものが
苦手で苦手で・・・。
そして、バッハはこちらタイプなのですね~。
ちょっと足すと ものすごく太って見えるし、引くと細く見える。
自分なりのイメージは「細川たかし」くらい)

唯一描けたのは、ブルータスとゲタという、同じようなゴツゴツ系。
いずれにせよ、反射光、奥行き感などの"意識"は活かされたのでは、、と。

受験でひたすら描いていたものがこちら↓↓(ブルータスのこの角度が好き)
今、デッサンしたら形はとれないけれど、きっと思いっきり楽しく描けそうです。
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April 15.2015
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水引バッハ!制作させていただきました。
「水引でバッハをつくって欲しい!」とのご依頼を受けて以来ずっとずっと
顔の表現をどうしようかと悩んでいたある日、いつも作業終わりにカットした
切れっぱしの短い水引の美しさに感動したことを思い出しました。
油絵のように水引でバッハの顔を創る。
私自身、初の試みでしたがとても面白い作品になりました。
そして、ブルータスとゲタしかろくに描けなかった石膏デッサン。
一応勉強していて良かったと思えた瞬間でした(笑)

『Mission Bach Year』
音楽室に飾ってあった、一見気難しそうな顔をしたあのバッハ。
バッハを知るとユーモアも持ち合わせた人間味あふれる人でした――。

今年創立130周年を迎える福岡女学院。
一台のオルガンから讃美歌と聖書の教えとともに発展をしてきました。
そして「聖書」の真髄を楽曲に結晶させる聖書の音楽家、バッハ。
その真髄を体感すべく、バッハの美しい調べを知って・奏でて・聴いて。

セーラー服、日本発祥の女子校として知られる福岡女学院。
女子教育の先駆けとなった、通称「MISSION(ミッション)」から
お届けする『Mission Bach Year』は五感を総動員して楽しむ一年間の
プロジェクトです。
フィナーレを飾るのは、日本から世界へと発信する有数のバロック・オーケストラ
および合唱団として広く知られている、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による
バッハ最高傑作『マタイ受難曲』の演奏です。
バッハの緻密な作曲背景やその横顔も知って、最高傑作の音楽を体感しましょう!

詳細はこちらからご覧ください。



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