April 15.2015
水引バッハ『Mission Bach Year』
MBYcover.JPG
水引バッハ!制作させていただきました。
「水引でバッハをつくって欲しい!」とのご依頼を受けて以来ずっとずっと
顔の表現をどうしようかと悩んでいたある日、いつも作業終わりにカットした
切れっぱしの短い水引の美しさに感動したことを思い出しました。
油絵のように水引でバッハの顔を創る。
私自身、初の試みでしたがとても面白い作品になりました。
そして、ブルータスとゲタしかろくに描けなかった石膏デッサン。
一応勉強していて良かったと思えた瞬間でした(笑)

『Mission Bach Year』
音楽室に飾ってあった、一見気難しそうな顔をしたあのバッハ。
バッハを知るとユーモアも持ち合わせた人間味あふれる人でした――。

今年創立130周年を迎える福岡女学院。
一台のオルガンから讃美歌と聖書の教えとともに発展をしてきました。
そして「聖書」の真髄を楽曲に結晶させる聖書の音楽家、バッハ。
その真髄を体感すべく、バッハの美しい調べを知って・奏でて・聴いて。

セーラー服、日本発祥の女子校として知られる福岡女学院。
女子教育の先駆けとなった、通称「MISSION(ミッション)」から
お届けする『Mission Bach Year』は五感を総動員して楽しむ一年間の
プロジェクトです。
フィナーレを飾るのは、日本から世界へと発信する有数のバロック・オーケストラ
および合唱団として広く知られている、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による
バッハ最高傑作『マタイ受難曲』の演奏です。
バッハの緻密な作曲背景やその横顔も知って、最高傑作の音楽を体感しましょう!

詳細はこちらからご覧ください。



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PROFILE
長浦ちえ

水引と紙、伝統と現代、ヒトとヒト。
そんなモノやコトを結びつける視点でモノ作りをしている
TIERの制作のことや日々のこと。