July 24.2015
生粋のパリジャン直筆のタグなのです。
IMG_2484.jpg
もうすぐ梅雨明けの福岡です。
しかし、気分はとっくに夏。
夏到来とともに年末モードに切り替えです。
「夏が来たら、年末来るな」これが水引の仕事を始めてから
十数年変わらない感覚です。

ここ最近、年末に向けての打ち合わせ等々も増えてきて
書籍についても訊ねられることが多いのですが、何故出版に至った経緯や
類書が全くなかった当時の状況など、秘話(!?)もイロイロと。

そして先日、『手軽につくれる水引BOOK2』の表紙についても、
「スタイリストさんがタグを書かれたのですか?」と訊ねられました。

そう、書籍に関しては編集者さんの心意気で、
「長浦さんの世界観を壊したくないので、スタイリストさんを入れずに
作りましょう。お任せします!」
と仰って下さったのです。これが本当に有難いことでした。
実際は、フォトグラファー、エディトリアルデザイナーさんの美意識の
高さに助けられ、イメージするものを模索しながら撮影は進みました。

ただ、撮影日の直前までずっと悩んでいたのが、表紙のビジュアルでした。
「あ!!!見本帳みたいにしよう!!」と思いついたのが撮影日の2日前。
自分でタグに文字を書いても納得いかず・・・・。
知人に電話して、フランス語教師の生粋のパリジャン、ジャンさんに
無理言って書いて頂いたのが、この表紙のタグなのです。

「走り書きのメモみたいに、やっと読めるくらいのクセのある文字で」

わがままなお願いにも笑顔で書いて下さった、ジャン先生のおかげで
素敵な表紙になったこと、本当にありがとうございました!!


秋から少しずつワークショップも始まります。
詳細決まりましたらお知らせさせてくださいね。


Instagram更新中



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PROFILE
長浦ちえ

水引と紙、伝統と現代、ヒトとヒト。
そんなモノやコトを結びつける視点でモノ作りをしている
TIERの制作のことや日々のこと。